整備日記や、独り言などを不定期更新でお送りいたします。

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2007/7/5

964Carrea4 M64エンジンO/H No2

■ シリンダーヘッド加工が完了し、今日から組付けに入りました。
オーバーホール作業の60%は洗浄と磨きで費やします。
全て準備が整えば、ここからの作業は早いです。慎重に行うべき個所は、
バルブスプリングセット長・カムチェーン平行度・バルブタイミングです。この調整はエンジンフィーリングに影響しますのでお客様に合う仕様で調整します。

■ 交換するガスケットセットです。チェーンガイドは痛んでいる為に交換です。・シリンダーヘッドナットは再利用せず交換となります。

■ シリンダーガスケット。クランクケースとシリンダーの間に入ります。
このガスケットからのオイル漏れも非常に多く見られます。

■ クーパーリング加工したシリンダーヘッド。バルブは新品です。

■ オーバーホールの際はバルブシートカットとバルブフェイスカット・バルブ擦り合わせを行います。
バルブガイドを新品に交換しましたので、バルブガイドにリーマー加工を行いました。

■ ファンハウジングをブラックにフィンをシルバーに塗装しました。

意外と汚れますので、オーバーホールの際は綺麗にしたいですね。 このパーツはオーナーが自宅に持ち帰り、ペイントしました。


フェラーリF355メンテナンス


■ 本日F355がメンテナンスで入庫しました。以前ポルシェターボに乗っていたお客様からの依頼です。

全体的な点検とファンベルトの調整です。


2007/7/4

964Carrea4 M64エンジンO/H No1


■ ここ数年当社のエンジンスタンドにM64型エンジンが搭載されていない日は無い程オーバーホールが多いです。

今回の車輌は、個人売買で購入されたポルシェでオイル漏れによるオーバーホールです。
専門店でメンテナンスされていないようで、漏れてる個所全てに液体パッキンが塗ってありました。

分解して液体パッキンを塗るのは解りますが、漏れてる所に塗っても全く意味がありません。
クランクケースの合わせ面全てに塗ってありました。

■ ケース洗浄・パッキン剥がしに通常の倍以上時間が掛かりました。

クランクスルーボルトOリングとヘッドボルトを強化タイプに交換します。

■ 右側が純正ヘッドボルト。左側が強化タイプのヘッドボルトです。

■ Intakeバルブステムを測定します。
規定値は、8.97/0.012mm 規定値外ですので交換となります。

■ Exhaustバルブの規定値は、8.95/0.012mm EXも交換です。
バルブは曲がりが無い限り再利用するのですが、ステム部に傷があるために今回は交換いたします。

勿論、バルブガイドも交換です。シリンダーヘッドはクーパーリング加工も含めてフルオーバーホールとなりました。